頑固な油汚れを落とす方法|住居用洗剤でおうちを綺麗に|新品同様に!
女性

頑固な油汚れを落とす方法

女の人

アルカリの力で油を分解

年末の大掃除では普段手をつけない部分にも掃除の手が及びますが、中でも換気扇は頑固な油汚れがこびりついているために最も手強い個所の1つです。埃と油が混じったその汚れは少々力をこめて拭いただけでは容易に落ちず、きれいにするためにはちょっとしたコツが要ります。冬場は温度が低く油が固まってしまうため、余計に油汚れが落ちにくくなっているのです。換気扇掃除で使われる最も安価な方法としては、重曹を利用するやり方が広く知られています。油は酸化しているため酸性となっているのに対して、重曹は弱アルカリ性ですので中和して汚れを落としやすくする働きがあります。安く買える重曹でしつこい油汚れが落ちれば理想的ですが、最大限に効果を発揮させるには相応のテクニックも必要です。浸け置きしておく場合でも半日程度を要するため、忙しい人はもっと時間のかからない方法を選びたくなるものです。大掃除にあまり時間をかけていられないほど多忙な人の間で人気を集めているのが、換気扇専用の洗剤です。そのようなタイプの洗剤は重曹よりもアルカリ性が強く、油を分解する効果を持つ成分も配合されているため、浸け置きする時間も1時間程度で済みます。

界面活性剤の原理

頑固な油汚れを落とすには、換気扇を取り外した上で洗剤を溶かしたお湯に浸け置きしておくのが一番です。重曹の場合は熱湯に溶かすと強アルカリ性の炭酸ソーダに変化し、汚れが落ちやすくなります。その半面熱湯や強アルカリ性の液体は取り扱いに注意も必要ですが、換気扇用の洗剤であれば40度から50度のお湯でも効果を十分に発揮できます。温度の力と時間の作用によって化学反応が進み、油汚れが分解されて換気扇をきれいにしてくれるのです。換気扇クリーニングのプロが使っている業務用の洗剤には、界面活性剤と呼ばれる成分が含まれていています。界面活性剤は本来混じりにくい水と油との境界に作用して、界面を混じりやすく変えてくれる働きをしています。界面活性剤の1分子には疎水基と親水基の両方が結合されており、水と油の間を取り持って強力な汚れ落とし効果を発揮するのです。換気扇にこびりついた1年分の油汚れを効率的に落とそうという際には、このような洗剤があると便利です。大掃除では換気扇だけでなくお風呂やトイレなど他の個所もきれいにしなければなりません。短時間で油汚れをきれいに落とせる洗剤を上手に使えば、大掃除もぐっと楽になります。